iFOREX（アイフォレックス）

1996年から25年以上に渡って運営をおこなっている海外FX業者がiFOREXです。
運営歴が長いことから安定感があり、利用者数と知名度共に抜群です。
最大の特徴としてロスカット水準が0％のため、他社よりもロスカットされにくく、損失を出しにくい点が有利でしょう。
口座開設方法もシンプルかつ迅速にできるので、すぐにでも海外FXをおこないたい人には有力な選択肢です、そんなiFOREXの具体的な特徴を、メリットや注意点も踏まえて解説していきます。
口座開設を検討している人は参考にしてみて下さい。

iFOREXの基本特徴を解説

iFOREXは海外FX業者の中でも老舗業者として知名度が高く、多くのトレーダーから親しまれている業者です。
少ない資金からハイレバをかけて一攫千金を狙うiFOREXのトレーダーをアイフォ戦士と呼びますが、そんな造語を生みだしてしまうくらいハイリスクハイリターンなトレードをおこなう人が多いという特徴があります。
iFOREXの基本情報やメリットを、掘り下げてみていきましょう。

基本スペック

iFOREXの基本スペックは以下の表の通りです。

特筆すべき点として、日本人アカウントの運営はFormula Investment House Ltd.という法人がおこなっており、金融ライセンスは英領バージン諸島でおこなっています。
マイナーなイメージの強い英領バージン諸島ですが、法人税無料のタックスヘイブン地ですから、他の海外FX業者の中にも英領バージン諸島にて法人登録をしている会社は多いです。
英領バージン諸島の金融ライセンスは、イギリス本土で取得するよりも簡単に取りやすいという特徴があります。
比較的容易にライセンスを取得できるので、ライセンスの信頼性に関してはそこまで高くありません。
ただしキプロスのグループ会社に関しては、取得が厳しいと言われているCySECのライセンスを取得しています。

取引銘柄は900以上

iFOREXでは900以上の銘柄を取り扱っており、その数としては900以上と業界トップクラスです。
取り扱いジャンルとしては以下になります。

• 通貨ペアCFD
• 商品CFD
• 指数CFD
• 株式CFD
• ETFCFD
• 仮想通貨CFD

他社では取り扱いのないような珍しい銘柄も揃っているため、銘柄のカバー力に関してはかなり優れています。
特に株式に関しては海外FX業者の中でもかなり多い150種類を取り扱っており、世界各国の主要な株式の取引が可能。
もちろん日本株の取り引きもできます。
その他に金や銀、他にも原油といった商品など非常に幅広い商品などの取引も行うことができます。

口座開設の流れ

口座開設は以下の手順でおこなえます。

1. 公式ホームページの口座開設ページへアクセスする
2. 名前やメールアドレス、電話番号などの基本項目を入力する
3. スパム対策のためのセキュリティコードを入力する
4. 口座開設完了の案内が表示されるので、そのまま取引へと進む

このようにiFOREXは口座開設の手順が非常に少なくシンプルです。
他の海外FX業者と比較しても、口座開設手順はかなり簡略化されています。
基本情報を入力するだけでそのまますぐに取引を開始できるため、手間がかかる手続きなどはありません。

iFOREXの主なメリット

iFOREXはロスカット水準0％という点が最大の特徴となっており、これこそがiFOREXならではのメリットです。
また追証もないことから、アクティブなハイレバトレードをおこないやすいのも魅力でしょう。
スプレッドもそれなりに狭く入金ボーナスも多いことから、利益を出しやすい海外FX業者の一つです。
さらに老舗業者だけあり、サポート体制にも安定感があります。
具体的なメリットについて解説します。

レバレッジ400倍でロスカット水準0％

メリットとして、iFOREXではレバレッジが400倍に設定されています。
通常、国内FX業者ですとレバレッジは最大25倍までの制限を受けることになります。
一方iFOREXを始めとする海外FX業者ですと、レバレッジにおける規制は受けないため、中には3000倍などという会社もあります。
海外FXの中では400倍というレバレッジは並みですが、国内FX業者と比べるとかなり高レバレッジをかけられるので、少ない資金でも利益を狙いやすいというメリットがあります。
また、iFOREXはロスカット水準が0％と最も低く設定されているのも特徴です。
ロスカット水準が0％ですから、証拠金がなくなるまでポジションを維持することが可能です。
よって損失の確定を遅くすることができるので、ギリギリまで取引をおこなうことで、今度は利益を生み出しやすくなります。
海外FX業者の中でロスカット水準を0％に設定している業者はほぼないですから、これはiFOREXならではのメリットでしょう。

ゼロカットシステムによる追証なし

海外FX業者は、国内業者とは異なりゼロカットシステムを搭載することができます。
通常取引によりマイナスが生じた際に、証拠金だけで補えない場合は業者に追証分を借金することになります。
この追証分の負担をチャラにしてくれるシステムこそが、ゼロカットです。
よってゼロカットシステムを導入している海外FX業者を利用した場合、証拠金がゼロになることはあっても、マイナスとなる心配はありません。
国内FX業者では規制があることから、ゼロカットシステムは導入できないので、海外FXならではの大きなメリットと言えるでしょう。
iFOREXもゼロカットシステムを採用している業者になりますので、借金リスクを抱えることなく取引をおこなうことができます。

スプレッドの狭さは業界トップ水準

iFOREXのスプレッドは他社と比較しても遜色劣らないくらい低く設定されています。
たとえばドル円のスプレッドの場合、海外FX業者では1pips超えが一般的です。
しかしiFOREXのスーパースプレッドの場合は0.9pipsです。
通貨ペアにもよりますが、iFOREXのスプレッドはかなり高水準となっています。
スプレッドが狭いほど取引コストは抑えられますので、こちらもiFOREXにおけるメリットの一つでしょう。
またスプレッドとは別に取引手数料を課している業者もありますが、iFOREXの場合はそれもありません。
手数料無料の低スプレッドですから、かなりお得に取引しやすい業者と言えます。

簡単に口座開設できボーナスも豊富

前述のようにiFOREXの口座はかなり簡単に開設可能です。
本人確認書類提出も求められないため、口座開設後はすぐに取引をおこなうことができます。
またiFOREXは口座開設によるボーナスが豊富な業者としても有名です。
細かなキャンペーン内容は時期により違いますが、口座を開設するだけでボーナスを手に入れることができます。
よって手元資金だけではなく、ボーナス分も含めて取引をおこなうことが可能です。
つまり実力以上の軍資金を手に、ハイレバレッジをかけて取引をすることで、一獲千金のチャンスが広がるわけです。
もちろんボーナスはギャンブル的な使い方をする必要はありませんが、プラス資金が増えるのはトレーダーにとって魅力的でしょう。
ただし、口座開設時は身分証明書の提出不要ですが、出金時は書類提出をしなければなりません。また取引なしでボーナス分の出金はできないなど、いくつか制限はあります。
とはいえ手軽に取引しやすいというのは、大きなメリットでしょう。

サポート体制と入出金体制がしっかりしている

iFOREXはこれまで数多くの日本人トレーダーが利用している業者だけあり、日本語のサポート体制は抜群です。
日本語のカスタマーサポートが設置されているので、疑問点を質問することができます。
スタッフの質も高く、AIのようなマニュアル的な返信ではなく、きちんと意に沿う解答をしてくれると評判です。
電話はもちろんですが、チャットやメール対応もおこなっているので、気軽に利用しやすいのも魅力でしょう。
また入出金体制に関しても、バランスが取れています。
入金方法と、入金時のiFOREXへの手数料は以下の表のようになっています。

出金方法と、出金時のiFOREXへの手数料は以下になります。

このように入出金方法自体は多くありませんが、利便性の良いbitwalletが使えることから特に困ることはありません。
手数料も海外銀行送金以外は無料と、かなり良心的です。
ただしiFOREX側への手数料は基本的に無料ですが、金融機関やカード会社などへの手数料は別途発生するため注意しましょう。

iFOREXの注意点

iFOREXはロスカット水準が0％のため、ポジションを狩られるリスクが少なく、損失に耐えやすいのが魅力です。
メリットがある一方、iFOREXの利用にあたってはいくつか注意点もあります。
取引において独自の制限があるため、使い方に気をつけなければなりません。
きちんと理解しておかないと、口座凍結などのリスクを抱えることになります。
安全に取引を進めるために知っておくべき注意点を見ていきましょう。

取引の信頼性・安全性にやや欠ける

取引の信頼性や安全性にやや不安が残るというデメリットがあります。
iFOREXでは信託保全がおこなわれていません。
信託保全がない場合、万一破綻してしまった時に、預けている資金が返還されないリスクを負うことになります。
顧客の資産管理方法は分別管理をおこなっているので、運営資金とは別に管理されています。
よって普段の運営において顧客の資金を使いこまれるリスクはほぼないですが、破綻した時の保証はないことを理解しておきましょう。
また取引の注文方式は、名言していないため、NDD方式ではなくDD方式の可能性があります。
DD方式ですと注文内容をFX会社で操作することができてしまうので、透明性にやや欠ける注文方式です。
可能性上不正操作できるものの、これまでiFOREXでそのようなことがおこなわれたことはなく、公正な会社として知られています。
よってリスクは0ではないですが、過度に心配する必要性は薄いでしょう。

ただし会社としての信頼度は高い

信託保全がないことから倒産リスクを覚悟しなければなりませんが、iFOREXは海外FX業者の中でも運営歴の長い老舗です。
運営歴25年と圧倒的な古株であり、これまで安定した運営を続けています。
海外FX業者において運営歴の長さは信頼性を図るうえでの一つの物差しになります。
よって経営基盤を考えると、倒産する可能性はもちろん0ではありませんが、限りなく低いでしょう。
またiFOREXはこれまで出金拒否などをおこなったことのない、クリーンな会社でもあります。
会社としての信頼度は低くないですから、リスクはあるものの過剰な心配は無用でしょう。

プラットフォームは独自のもの

iFOREXで取引時に使用するプラットフォームは、FXnetViewerという独自ツールになります。
MT4やcTraderといった定番の人気ツールに関しては利用できないため、その点はデメリットでしょう。
とはいえFXnetViewerはかなり使い勝手の良いツールとして、トレーダーから定評があります。
スマホ版のアプリも用意されており、シンプルなデザインで操作性に優れたものとなっています。
そのため特にプラットフォームにこだわりのない初心者であれば、MT4などが使えなくても大きなデメリットとはなり得ないでしょう。
基本的な裁量トレードを行う分には十分ですが、これまでMT4に慣れてしまった方ですと、自動売買ができないことに不便さを感じる可能性は高いです。

スキャルピングは禁止

iFOREXで取引をおこなうにあたり知っておかないといけないこととして、スキャルピングは禁止されています。
スキャルピングとはデイトレよりもさらに短いスパンで売買をおこなう手法ですが、取引回数が多くなるため、手数料が問題となりやすいです。
そのためスキャルピングは低スプレッドの業者と相性が良く、スプレッドの幅が狭いiFOREXはかなりスキャルピングに魅力的な取引環境です。
しかし上述したように、スキャルピングをおこなうことは禁止行為となっています。
厳密には1日に10回以上の取引をおこなうような行為はNGとされていますので、スキャルピングのような超短期売買は避けるべきでしょう。
発覚した場合は口座凍結のリスクもありますので要注意です。

iFOREXの利用がおすすめなタイプ

ここまでの話を総括すると、iFOREXは万人におすすめできる業者ではありません。
スキャルピングの禁止や信託保全がおこなわれていないことから、ゴリゴリにスキャルピングしたい人や預け入れの資産が多い人には不向きです。
しかしボーナスが豊富でロスカット水準0％といった強みもあるため、刺さる人には刺さる業者なのは間違いありません。
ではどのようなタイプの人にiFOREXがおすすめなのか解説します。

少ない自己資金でアクティブなトレードをしたい人

iFOREXは入金ボーナスが豊富なため、少ない自己資金でも上乗せしたトレードをおこなうことができます。
少額から大きなリターンを狙うような、一獲千金も期待できるので、ハイレバを効かせたアクティブなトレードをしたい人にぴったりです。
手持ち資金が少ないけど投資のチャンスを逃したくない方におすすめでしょう。
資金が少なければ、万一倒産被害などに合ってもそれほど痛手を負いません。
そういった意味では、玄人よりも素人の方に適した業者と言えそうです。

マイナー銘柄の取引をしたい人

前述の通り、iFOREXの魅力は取引銘柄の多さにあります。
他の業者で取り扱いのない銘柄の取引ができるため、マイナー銘柄のトレードをおこないたい人におすすめです。
銘柄の中には激しい値動きをするものがあり、たとえば原油などはかなりアクティブなボラを見せます。
iFOREXで取り扱っているマイナー銘柄の中には、このように激しい値動きをする銘柄がいくつかあるのが特徴です。
高レバレッジをかけてボラリティの激しい銘柄を狙えば、まさにスリリングな取引をおこなうことができます。

まとめ

iFOREXはロスカット水準が0％のためポジションを長く維持でき、ボーナスが豊富ですから少ない資金でもアクティブなトレードをしやすいといった良さがあります。
運営歴が長いので会社としての安定性は抜群で、日本人トレーダーの特性をよく理解したサポートをおこなっているのも魅力です。
一方でMT4やcTraderといった定番のプラットフォームが使えず、スキャルピングも禁止しているなど、取引においてやや不便な面もあります。
信託保全がおこなわれていないので、倒産リスクに対する懸念もあるでしょう。
メリットとデメリットが混在する業者になるため、特徴をよく理解したうえで利用を検討するのがおすすめです。